産業用接続機器

SNAP INは、制御盤構築の生産性と安全性、速度を高め、自動配線にも対応します。SNAP IN技術を採用したポートフォリオは、制御盤構築に求められる幅広い機能と用途に対応しており、断面積0.5～-16 mm²の幅広い範囲をカバーします。これには、切断に加え、フィードスルーとPE端子台、およびヒューズ端子台が含まれています。

多層端子台は、2～3層構造で4～8つの接続が可能なため、配線密度を最大限に高められます。革新的な工具不要のSNAP IN接続技術により、配線時間を大幅に短縮し、自動で接点が閉じる構造によって高い配線信頼性を実現します。このシリーズには、フィードスルー端子台、PE端子台・分配端子台が含まれており、工場出荷時にすでに各層が接続されています。さらに、各層に設けられた渡り配線オプションにより、隣接する端子への柔軟な電位分配が可能となり、配線作業の負担を軽減します。

センサーやアクチュエーターの配線を「カチッ」とはめ込むだけで安全かつ素早く接続できます。コンパクトなKlippon® Connectヒューズ端子と断路端子台にも、革新的なSNAP IN接続システムを採用したものが登場しました。この端子台で特筆すべき特徴として、分離エリアや保護エリアの前後に配置に配置された豊富な渡り配線オプションがあります。これにより、電位や信号を柔軟かつ確実に分配できる最大の自由度を提供し、多様化する制御盤のニーズや信号の増加に最適に対応します。

SNAP IN技術を備えた差し込み式WeiCoS端子台は、モジュール式の電気接続を実現する革新的なソリューションです。1層または2層に最大4つのプラグを接続できるため、機能ユニット全体を素早く交換するのに最適です。SNAP IN技術により、コネクター部分の配線が簡単かつ工具不要で行えます。準備した導体をバネ式の接点に差し込むだけで、「カチッ」という音とともに接続が完了します！さらに、コーディング要素、ロック機構、張力緩和などの標準アクセサリーも揃っており、幅広い用途に対応します。

側面に配線挿入口を備えたPUSH IN端子台は、コンパクトで狭い設置スペースでの使用に最適です。制御盤でも分電器箱でも、時間を節約し、省スペース仕様のPUSH IN側面接続システムは分電器キャビネット構築の生産性を高めます。完全な製品ラインナップにより、0.14～185 mm²の接続ソリューションを提供します。フィードスルー、ダブルレベル、ヒューズ、断路端子ブロックにより、制御盤内のすべての一般的なアプリケーションを時間とスペースを節約しながら解決することができます。

Klippon® Connectエンドブラケットも100%リサイクル素材でご利用いただけるようになりました。エンドブラケットはあらゆるタイプのキャビネットで不可欠なコンポーネントです。端子台やその他のコンポーネントとの組み合わせがどのようなものでも – Klippon® Connectエンドブラケットは、DINレール上のコンポーネントをしっかりと装着します。リサイクルプラスチック製の新しいエンドブラケットにより、当社は循環型経済と持続性向上に大きく貢献しています。もちろん、その機能は通常のエンドブラケットに比較して遜色のないものです。

Klippon® RailSnapperでは、DINレールを取り付けプレートに直接取り付けることができます。DIN レール上のネジ固定用の切り欠きや未使用スペースの不便さを防ぎます。取り付けクリップの取り付け高さが低いため、すでにスナップされている鋼製部材に取り付けることができます。Klippon®のRailSnapperは、プロセスを最適化し、キャビネット内の貴重なスペースを作成します。

SL-SMT 7.62HP（オス型頭部）は、パワーエレクトロニクスにおけるドライブ制御機器やコントローラー、電力供給装置をサポートします。7.62 mmのピッチを採用し、最大600V UL規格までの電力データを安全かつ確実に接続できます。耐熱性の高い絶縁材料を使用しており、リフローはんだ付けや自動組立てが可能です。オス型頭部はパワーエレクトロニクスにおける電流と電圧の伝送において効率的なインターフェースとなります。

産業用IoTやインダストリー4.0では、新しいOMNIMATE®コンポーネントがPCB 端子を介してSPEを使ってデータを伝送します。SPE技術により、銅データと電圧を銅線ペアで最大1000メートルの範囲で伝送することができます。これにより、ユーザーはフィールドデバイスをシステムに確実に接続できます。システムデータはリアルタイムで使用できるようになります。OMNIMATE®のコンポーネントには、ネジ接続、PUSH IN、SNAP INなど、さまざまな接続方法があります。