ゲームチェンジャー!

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産業用 5G がもたらす新たな可能性。

現在、5G は第5世代のワイヤレス規格として認知されています。業界において、5G は大きな可能性を秘めています。ここで、当社の専門家である Jan Stefan Michels 博士 (部門横断部門責任者) と Dimitri Block (技術開発者) から、概要と将来の展望について説明していただきます。

Dimitri Block(技術開発者)と、Jan Stefan Michels 博士(部門横断部門責任者)

従来の規格と比較して、産業用 5G には主にどんな利点が挙げられますか?

Jan Stefan Michels:「産業用 5G を活用することで、産業環境やプロセスにおいて、公共の無線ネットワークに依存せずにローカル 5G キャンパスネットワークを運用できます。更に、産業用 5G は、従来の 4G/LTE などの規格と比較して、帯域幅、容量、遅延、接続性が向上しています」。

産業用 5G により、産業環境にはどのような可能性が生まれるのでしょうか?

Dimitri Block:「産業用 5G により工場、製造システム、倉庫などの産業設備で使用される機械、センサー、ロボット、制御システム、その他のデバイスの無線ネットワーク化を促進できます。また、自律型産業用 5G ネットワークを導入することで、オペレータは通信インフラを自ら管理し、データ主権を確保しつつ、特定の高度な要件にも対応できます」。

NFC など、各種 IO を読み取ることができる 5G のプロトタイプのひとつ。

ワイドミュラーは、この重要な 5G の未来技術に、どのように取り組んでいるのですか?

Jan Stefan Michels:「私たちは、自社のデトモルト生産拠点に独自の 5G キャンパスネットワークを構築しました。1,000 平方メートル以上のエリアをカバーするために、2 つの 5G 基地局と 1 台の 5G コアサーバーをネットワークキャビネットに設置しています。比較として、同じエリアをカバーするには Wi-Fi で 4~6 個のアクセスポイントが必要です」。

ワイドミュラーでは、独自の 5G ソリューションを提供しているのですか?

Dimitri Block:「私たちは自社のことを、産業用 5G 分野におけるソリューションプロバイダーだと考えています。私たちは、独自の 5G キャンパスネットワークや、各種団体や研究プロジェクトにおける協力関係から得た知識をすべて活用し、独自の 5G 製品やデバイスを開発して、お客様に提供していく予定です」。

産業用 5G や 5G アプリケーション Note などの当社のソリューションに関する詳細情報は、こちらをご覧ください。