多くの船には浮上式のアース/設置が備わった電気システムがあります。つまり、24vdcのマイナスは船の地盤（船体）と同じ電位になるとは限りません。回路に流れる電流を除去するために+と – のヒューズブレークが規制で要求されています。 電子負荷の監視/ヒュージングで制御システム障害のリスクが軽減されます。例えば、ケーブル終端で生じるコンポーネントやコンシューマの過負荷、ケーブルの故障や破損による短絡です。
maxGUARD を使用すると、スイッチモード電源の容量を超える過電流のリスクが回避できます。電源装置の内部保護により、dc電圧が低下します。遅い制動ヒューズが直流電圧全体を低下させてしまう場合は、システム内のヒューズとコンシューマ間の大径または小径ケーブルを取り外すこともできます。どちらの場合も、20ミリ秒（規制）に亘って制御システムの電力が失われ、シャットダウンされることがあります。
maxGUARD はモジュール型であるため簡単に拡張でき、色付きのクロスコネクションですばやく接続できます。
コンポーネントの不良配線が完全に切断されるようにプラスとマイナスをブレークする場合は、2極版のmaxGUARD のご使用をお勧めします。
maxGUARD を使用する前は、Rolls-Royce Bergen Diesel社は単極ヒューズ1個とリレーPR負荷1個を組み合わせて使用し、2極ソリューションを作っていました。maxGUARD を使い始めてから、配線や、コンポーネントのシステムへの順序付け処理の所要時間を大幅に節約できるようになりました。さらに時間を節約するため、同社はすべての用途に対してmaxGUARD の完全アセンブリを注文しています。